祖母が40代後半で脳の病気で左麻痺になり、約30年間リハビリをしながら一人で在宅生活を送っていました。小さい頃から祖母の様子を近くで見ていて、高校生の時に将来を考えた際に福祉の道を志し、介護福祉士と社会福祉士を取れる大学を探して進学しました。
介護の道を選んで - 神戸福生会4年目職員の成長と挑戦
大学4年生の時に福祉の説明会で神戸福生会のブースを見つけました。コロナ禍で十分な実習ができず不安がありましたが、神戸福生会では研修が豊富であることやチューター制度があることを知り、安心して実技を身につけられると思いました。また、育成体制がしっかりしていることも魅力でした。
入職しての1、2か月は研修が豊富でした。資格を持っている人も持っていない人も一緒に座学や実技の研修を受けました。実際に働きながら、研修の合間に同期と不安なことを話し合えたのも心強かったです。また、先輩方が一日中ついて丁寧に指導してくださったので、安心して仕事を覚えることができました。
未経験から介護のプロへ:充実の研修制度で安心のキャリアスタート
2022年入職
もともとは教師を目指していたのですが、諸事情により難しくなりました。でも人と関わる仕事がしたいと思っていました。祖母が認知症でデイサービスを利用していた経験から、高齢者や認知症の方を支援する仕事に興味を持ちました。人を手助けすることが好きだったので、介護の仕事が自分に合っているのではないかと考えていたところ、神戸福生会の説明会に参加したのがきっかけです。
介護の勉強をしていなかったので不安もありましたが、神戸福生会は研修制度がしっかりしていると感じ、ここなら安心して働けると思いました。全く介護の知識がない方も活躍できるという点も魅力的でした。
入職後、最初の1か月は初任者研修を受けました。新卒全員が集まって、みっちりと介護の基礎を学びました。5月から現場配属となりましたが、一対一でチューターがついてくれました。年齢も近い先輩だったので、分からないことや不安なことを気軽に相談できました。
夏頃までは基本的にチューターと一緒に業務を行い、徐々に一人立ちしていきました。段階的に成長できる環境が整っていたので、安心して仕事に取り組むことができました。
はじめての介護職。利用者に教わり、支えられることを大切に。
2012年入職
もともと介護には興味がありましたが、これまで仕事として携わった経験はなく、偶然、目にした神戸福生会の求人に「未経験でもOK」という文字を見つけて思い切って応募しました。大丈夫かなという不安もありましたがどちらかというと、やってみたかった仕事にチャレンジしようという前向きな気持ちの方が大きかったと思います。
面接で施設内を案内されたとき、私はほかの介護施設の中を見たことがなかったのですが、ひと目見て「大きくて綺麗なところだな」と率直に感じました。施設内の落ち着いた雰囲気や、利用者のとても穏やかな表情も素敵でした。最初は自分のことだけでいっぱいいっぱいで、利用者の様子を落ち着いて見ることもできませんでしたが、先輩方のサポートのおかげで、少しずつ慣れて楽しく働くことができるようになりました。今は利用者のお食事の用意や、見守りが必要な方に対してトイレや歩行の付き添いなどを行っています。
私はここに来て5年になりますが、利用者によって、またその時の状況に応じて、様々な対応が求められる介護の仕事には正解がありません。経験を重ねてもすべてがわかってくるわけではないので、考えてもわからないことは周りの職員に聞くようにしています。すると、キャリアに関係なく同じケースを経験している人がいるもので、教わった通りにまずはやってみて、自分の中に経験として蓄え、次に同じことがあったらまた試し、それでも何か違った時はアレンジして、とその繰り返しで少しずつ前に進んでいます。
介護の仕事は体力的には大変な時もありますが、人と人との関わりをこんなにも感じられて、心が通じ合う瞬間に立ち会える仕事は他にはなかなかないと思います。未経験から始めて5年、職員の方々に日々支えていただき、利用者からの優しい声かけやアドバイスのおかげで、今では「村津さんがいてよかった」と言っていただけるようになりました。これからも、学んできたことを活かしていきながら、利用者やご家族の方に喜んでもらえるような関わりをしていきたいです。
2023年入職