先輩の声

介護の道を選んで - 神戸福生会4年目職員の成長と挑戦

I.Hさん
担当部門:介護職  正職員
2023年入職
なぜ「福祉」の道を選んだのでしょうか?

祖母が40代後半で脳の病気で左麻痺になり、約30年間リハビリをしながら一人で在宅生活を送っていました。小さい頃から祖母の様子を近くで見ていて、高校生の時に将来を考えた際に福祉の道を志し、介護福祉士と社会福祉士を取れる大学を探して進学しました。

神戸福生会を選んだ理由を教えてください。また入職後の研修体制はいかがでしたか?

大学4年生の時に福祉の説明会で神戸福生会のブースを見つけました。コロナ禍で十分な実習ができず不安がありましたが、神戸福生会では研修が豊富であることやチューター制度があることを知り、安心して実技を身につけられると思いました。また、育成体制がしっかりしていることも魅力でした。

入職しての1、2か月は研修が豊富でした。資格を持っている人も持っていない人も一緒に座学や実技の研修を受けました。実際に働きながら、研修の合間に同期と不安なことを話し合えたのも心強かったです。また、先輩方が一日中ついて丁寧に指導してくださったので、安心して仕事を覚えることができました。

未経験から介護のプロへ:充実の研修制度で安心のキャリアスタート

H.Hさん
担当部門:介護職  正職員
2022年入職
高齢者福祉の仕事を志したきっかけを教えて下さい。

もともとは教師を目指していたのですが、諸事情により難しくなりました。でも人と関わる仕事がしたいと思っていました。祖母が認知症でデイサービスを利用していた経験から、高齢者や認知症の方を支援する仕事に興味を持ちました。人を手助けすることが好きだったので、介護の仕事が自分に合っているのではないかと考えていたところ、神戸福生会の説明会に参加したのがきっかけです。
介護の勉強をしていなかったので不安もありましたが、神戸福生会は研修制度がしっかりしていると感じ、ここなら安心して働けると思いました。全く介護の知識がない方も活躍できるという点も魅力的でした。

入職後の研修についてお聞かせください。

入職後、最初の1か月は初任者研修を受けました。新卒全員が集まって、みっちりと介護の基礎を学びました。5月から現場配属となりましたが、一対一でチューターがついてくれました。年齢も近い先輩だったので、分からないことや不安なことを気軽に相談できました。
夏頃までは基本的にチューターと一緒に業務を行い、徐々に一人立ちしていきました。段階的に成長できる環境が整っていたので、安心して仕事に取り組むことができました。

人との絆を深める毎日:充実のサポート体制で安心スタート

S.Aさん
担当部門:相談員 正職員
入社日:2020年入社
今のお仕事をめざしたきっかけと神戸福生会に入職を決めた理由を教えてください。

高齢者福祉の分野を選んだきっかけは、祖父母を見ていて何かできることはないかと考えたことです。また、将来両親が介護が必要になった時に自分ができることがあればいいと思ったのも理由の一つです。大学で社会福祉を学び、高齢分野に興味を持ちました。

現在の職場を選んだ決め手は、キャリアアップに力を入れていることでした。初任者研修や実務者研修など、自分のスキルアップにつながる研修制度が充実していると感じました。入職後は、最初の3年間は介護職として働き、その後1年間地域包括支援センターで経験を積みました。現在ケアハウスで生活相談員として働いています。

介護職の経験は現在の仕事に大いに活かされています。利用者様一人ひとりの個別性を理解し、コミュニケーションを取る上で、介護の現場で培った経験が役立っています。また、ご家族との関係づくりにも、以前からの顔なじみであることが良い影響を与えています。

今のお仕事内容とお仕事のやりがいを感じる時のことを教えて下さい。

現在はケアハウスで生活相談員として働いています。主な業務は、利用者様やご家族からの相談対応、他職種との連携調整、入居希望者の見学対応や手続きなどです。具体的には、利用者様の買い物の付き添いや代理購入、病院への送迎や付き添い、ご家族への状況報告などを行っています。また、介護職員、看護師、栄養士など他職種とのコミュニケーションを取りながら、利用者様のケアに関する調整役も担っています。

やりがいを感じるのは、利用者様やご家族から「ありがとう」と言っていただけた時です。特に印象に残っているのは、看取りをさせていただいた方のご家族から「この施設で良かった」と言っていただいたことです。施設全体で支えることができたと実感でき、とても嬉しかったです。

仕事は多忙で、時間に追われることも多いですが、利用者様一人ひとりに寄り添い、より良い支援ができるよう心がけています。様々な職種の方々と連携し、調整することで、利用者様により手厚いケアを提供できると考えています。

信頼関係が紡ぐ介護 ~日々の喜びとチームワークの力~

H.Aさん
担当部門:介護職 正職員
入社日:2019年入社
今のお仕事をめざしたきっかけと神戸福生会に入職を決めた理由を教えてください。

私が介護の仕事を目指したきっかけは、祖父母の介護を通じて、高齢者の生活を支える仕事の重要性を実感したことでした。家族で介護を行う中で、専門的な知識や技術の必要性を強く感じ、自分も将来は介護の分野で働きたいと考えるようになりました。

神戸福生会への入職を決めた理由は、施設見学時に感じた温かい雰囲気と、職員の方々の生き生きとした表情が印象的だったからです。また、法人の理念である「その人らしさを大切に」という言葉に共感し、利用者様一人ひとりに寄り添った介護を実践できる環境だと感じました。さらに、充実した研修制度や資格取得支援など、職員の成長をサポートする体制が整っていることも魅力的でした。

入職後は、先輩職員の丁寧な指導のもと、日々新しい知識や技術を学びながら、やりがいを持って仕事に取り組んでいます。利用者様との信頼関係を築きながら、一人ひとりの生活を支えることができる介護の仕事に、やりがいと誇りを感じています。

今のお仕事内容とお仕事のやりがいを感じる時のことを教えて下さい。

現在、特別養護老人ホームで介護職員として働いています。主な仕事内容は、利用者様の日常生活全般のサポートです。具体的には、食事、入浴、排泄の介助、衣類の着脱支援、居室の環境整備などを行っています。また、利用者様の体調管理や、レクリエーション活動の企画・実施なども重要な業務の一つです。

仕事のやりがいを最も感じるのは、利用者様の笑顔や「ありがとう」という言葉を直接いただけるときです。日々の関わりの中で、少しずつ信頼関係が築かれていくことを実感できるのも、この仕事の醍醐味だと感じています。また、利用者様の状態が改善したり、できなかったことができるようになったりする姿を見られたときは、介護の専門職として大きな喜びを感じます。

チームワークの良さも、この仕事のやりがいの一つです。同僚や他職種の方々と協力しながら、利用者様にとって最善のケアを提供できるよう日々努力しています。困難な場面に直面しても、チーム全体で解決策を見出していく過程は、自身の成長にもつながっていると感じます。

はじめての介護職。利用者に教わり、支えられることを大切に。

M.Hさん
担当部門:介護職 パート
2012年入職
やってみたいという気持ちで飛び込んだ介護の世界。見るもの触れるものすべてが新鮮でした。

もともと介護には興味がありましたが、これまで仕事として携わった経験はなく、偶然、目にした神戸福生会の求人に「未経験でもOK」という文字を見つけて思い切って応募しました。大丈夫かなという不安もありましたがどちらかというと、やってみたかった仕事にチャレンジしようという前向きな気持ちの方が大きかったと思います。
面接で施設内を案内されたとき、私はほかの介護施設の中を見たことがなかったのですが、ひと目見て「大きくて綺麗なところだな」と率直に感じました。施設内の落ち着いた雰囲気や、利用者のとても穏やかな表情も素敵でした。最初は自分のことだけでいっぱいいっぱいで、利用者の様子を落ち着いて見ることもできませんでしたが、先輩方のサポートのおかげで、少しずつ慣れて楽しく働くことができるようになりました。今は利用者のお食事の用意や、見守りが必要な方に対してトイレや歩行の付き添いなどを行っています。

頭で迷っているだけでは進めない。アドバイスをもらって、試して、アレンジしての繰り返しで少しずつ前へ。

私はここに来て5年になりますが、利用者によって、またその時の状況に応じて、様々な対応が求められる介護の仕事には正解がありません。経験を重ねてもすべてがわかってくるわけではないので、考えてもわからないことは周りの職員に聞くようにしています。すると、キャリアに関係なく同じケースを経験している人がいるもので、教わった通りにまずはやってみて、自分の中に経験として蓄え、次に同じことがあったらまた試し、それでも何か違った時はアレンジして、とその繰り返しで少しずつ前に進んでいます。
介護の仕事は体力的には大変な時もありますが、人と人との関わりをこんなにも感じられて、心が通じ合う瞬間に立ち会える仕事は他にはなかなかないと思います。未経験から始めて5年、職員の方々に日々支えていただき、利用者からの優しい声かけやアドバイスのおかげで、今では「村津さんがいてよかった」と言っていただけるようになりました。これからも、学んできたことを活かしていきながら、利用者やご家族の方に喜んでもらえるような関わりをしていきたいです。